RAWRITE
2002/05/04
rawriteとはイメージを生のディスクに物理的にそのまま書き込むためのDOSコマンドだ。ハードディスクも扱えるが、主にDOSでUNIX系OSをはじめ他のOSのブートフロッピーディスクなどを作成するのに使う。
これはDOSで他のOSのブートフロッピーを作ろうとしても、そのOS固有のファイルシステムでフォーマットできない他、ブートフロッピーはデータが物理的にも決まった順序で並んでいる必要があり、こうしたディスクを作成するにはイメージをそのまま書き込む他ないからだ。
このコマンドの入手方法はいろいろある。LinuxやFreeBSDの入門書などにはインストール用のブートディスクを作成するために必ず添付されているはずだ。インターネットサイトでいうと「FreeBSDの公式サイト」からたどった「配布FTPサーバ(ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/など)」の「toolsディレクトリ」に必ず置いてある。
本来DOSコマンドなので、DOSかWindows9x上(DOS窓でもOK)で行うのがいいだろう、Windows2000やWindowsXPのコマンドプロンプトでも実行できる。